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印象に残ると言う事

ここ最近の雨の降り方はネパールで体験した雨の降り方に似ているな。

最初に泊まったホテルの人が、「ともみ、今日は13:00までに一回帰っておいでよ。」
って言うので、「なんで?」と聞くと「スコールが降るよ。」と言うので
「何で分かるの?」と聞くと「空を見れば分かるよ。」と言った。

結局時間が中途半端だったので、帰らなかったのだけれど、もう見事に13:00にスコールが降りました。
ま、大爆笑ですよ。なんなんだ。天気予報なんていらないみたいだ。こっちの人には(笑)
今日も集中豪雨らしきものが降ってふとそんな事を思い出しました。


不思議なんですが、良く思い出すんですよね。ネパールを旅したことを。
出会った人たちのことや、ネパールで見聞きした事や経験した事、
日本では考えられない事が常識であったりとか・・・。
良く思い出したり旅の記憶を語るのは、ネパールを旅したこと。

もちろん豪雨と言えば屋久島組曲なのにあんなに感動して屋久島組曲を作ったのに、
屋久島の思い出を、聞かれれば語るけど、自ら語ったりふと思い出す事はほとんど無い。
L.Aやニューヨークを旅したことももう思い出す事なんてほとんどないし、
他の国内の旅行の事も同じ。


よほど発展途上の国での体験がカルチャーショックすぎたんやろな(笑)



時々、ともみちゃんはやっぱり感性がするどいんだね、
私屋久島に行ったけどああいう風に感じる事は出来なかったよ、と言われます。
もしかしたら、屋久島を旅する前にネパールを旅して厳しさや苦しさや生きるエネルギーに直面した事によって私の感覚が、日本の生ぬるい環境に居ただけでは感じる事のできなかった部分を刺激したのかも知れないですね。




ネパールの曲は無いの?

とも時々聴かれるのですが無いんです。
ネパールは貧しい国なのでまず文化が発達しないのですね。
街に溢れる音楽のほとんどは宗教歌。
まぁ徐々に若者の間でもロックとかも聴かれるようになっては来てるみたいですが
まだまだ一般的ではない。

そういうことによってネパールの曲が出来なかったのかなぁ・・・と思っていたのですが、
ここ最近それは少し違う気がして来た。きっと曲を作る必要が無かったのだと思う。
今も尚、日常生活の場面場面でネパールの事を思い出すしふと、
ネパールで知り合った人たちのことを思い出すから。


私の曲、FlowersにしろWhen Summer ComesにしろNever Naturalにしろ
大切な人の事を忘れないために、その曲を演奏するたびにその分かれた大切な人の事を思い出すために作った曲。
屋久島組曲だってきっと屋久島の素晴らしい大自然を演奏する度に感じるために出来たのだと思う。



こう思うと私の思い出や記憶と、曲作りの関連性が少し見えた気がするなぁ。。。
今日凄い雨が降ってふとそんな事を考えていましたとさ。





で、やっぱりネパールの事をいろいろ思い出してるんだけど・・・(笑)
また行きたいな~何処でもいいから旅に出たいなぁ~
by tomomikki | 2012-07-06 17:31

ベーシスト東ともみの日記


by tomomikki